寝ている長男が夜中に突然咳をし始めました。
ゲホゲホと苦しそう。
胸の音を聞いてみると、すこーしだけヒューヒューと喘鳴が聞こえる。
げげっ!喘息発作の予感!!神経が一気に張り詰めます。
咳のメカニズム
私たちの気管支の内側には、粘液で覆われた線毛(せんもう)が隙間なく生えていて
ムチ振り運動を繰り返し、入ってきた異物を上へと押し上げるというお仕事を絶えずしてくれています。
痰などの粘度が高く、気管支にくっついて取れない場合や
異物が出し切れない場合、脳から「咳を出して!」という指令が出され咳が出ます。
咳ってすごく嫌ですよね。
感染症にかかっている場合は飛沫が気になりますし
私は長男の喘息発作が恐怖すぎて
今思えば、私の安心のために咳のお薬や発作予防のお薬を使っていました。
身体の仕組みを知ると、異物を出すために頑張っている身体の
邪魔はしちゃいけないな…と思うようになり
発作予防のお薬を飲むのを辞めて4ヶ月になります。
現在、咳が出た時は以下の方法で対処しています。
咳の対処法
①はちみつ湯
はちみつには、フラボノイドという抗酸化物質が含まれ、
炎症を抑える作用が期待できます。
(はちみつは非加熱、オーガニックで瓶入りのものがおすすめ)
それをお湯に解くことで気管支に
温度と湿度を与えて、痰を柔らかくします。
※1歳未満のお子さんに、はちみつは使用できませんので注意!
②アロマオイルを塗る
直接肌に付けると刺激が強いため
私は有機のMCTオイル(酸化しづらく炎症を起こしにくい)
に混ぜて喉や胸、背中の肩甲骨の内側に塗っています。
(鎮咳作用のあるサイプレスや、
粘液溶解作用のあるユーカリラディアータなど
有機のメディカルなもの)
③蒸しタオル芳香浴
蒸しタオルを作り、アロマオイルを1滴垂らし肌に直接つかないように
内側に折ります。
それを鼻に当てて蒸気と香り成分を一緒に吸入してもらいます。
これもサイプレスかユーカリラディアータを使用します。
まとめ
咳をし始めたら、①をやっては様子を見る。
それから②をやってみる。
それでもダメなら③の蒸しタオル芳香浴に進みます。
今日は③までやったら、息子の咳は止み、
スースーと寝息を立て始めて一安心したのでした。
余談ですが、長女の鼻づまりにも
サイプレスやユーカリラディアータは効果を発揮してくれるので
どちらかお好みの香りをお守りとして持っておくことをオススメします♪
アロマオイルは刺激が強いため、0〜2歳くらいまでの乳児には
「アロマの蓋を空けて香りを嗅ぐ」くらいの芳香浴で対処するのが良いかもしれません。
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