長女の好きな人ランキングに我が人生を振り返る

ついに好きな人ができたか！？

先日、長女が幼馴染とこんな話をしているのが聞こえてきた。

「好きな人１位はだれ？？？」

なにっ！？野生児長女にもついに好きな人ができたんか！？
あらあらまあまあ。私の大好物なお話じゃないの。

下世話な私はそんな風に思って、聞き耳アンテナぴーん！！

長女の答えはこうだった。

「あのねー、自分！！！！」

なんの迷いもなく潔く答えた長女に、
私は金属バットで殴られたくらいの衝撃。ズゴーン。

そして衝撃第二弾。

「じゃあ、2位は？？」

「おかーさん！！！！！！！！」

え？うそ！え？？
もうこれやばいやつ。涙出ちゃいそう。
今更ながら隠れようかしら。あ、もう出ちゃう出ちゃう。

と思いながら、3位以降もしっかり盗み聞きした母ちゃん。
3位：おとーさん
4位：長男
5位：次男

…………。

なんと上位5位家族。
5位以降、その話をしていた幼馴染家族全員の名前が挙がる。

「クラスの男子」や「テレビで見た憧れのあの人」とかいう回答を予想していた
下世話な自分が恥ずかしくてたまらなくなりました。穴があったら入りたい。掘ろうかしら。

あなた、本当に私の子なの？神過ぎない？
私に生き方を教えに来てくれた天使なのでは？

好きな人ランキング上位１０人に、毎日のように会える人生。
めっちゃ幸せじゃないですか？

なーんか、9歳にしてもうすでに自分の人生をしっかりと歩んでいるな、と。
羨ましいぜ！

私の人生40年とちょっと。
一度でも好きな人ランキングに自分が食い込んできたことがあったか？
いや、ない。圏外。ヒドイッ！涙

いつも遠くの憧れの誰かを思い浮かべていたよね。

残りの人生（って最近このワード良く出てくるんですが、あと60年は生きたいと思ってます。照）
好きな人ランキングの堂々1位を自分にできるような生き方をしたいと
長女の会話を盗み聞きしたゲス母は思ったのでした。

小さい頃は野生児過ぎて、たくさん泣かされましたが
これからは別の種類の涙がたくさん出そうな予感です。