「よく噛んで食べなさい!」
子どもたちに、何度となく言ってきたこの言葉。
「なんで?」と聞かれたら明確に答えられますか?
きっかけは望診(ぼうしん)
望診とは、東洋医学の診察方法の一つで、
患者の外見を観察して健康状態や不調の原因を予測するために用いられます。
外見から体内の事が分かるなんてすごい!!
と、興味シンシンで調べていたら「アストロ望診」なんていうものがあるのだとか。
東洋医学と西洋占星術を組み合わせた診断方法で
星座によっても体質が違うという考えを取り入れながら
主に顔に出ているホクロや、シミや、肌荒れやニキビなどの位置から
対応する臓器の不調を読み解くそうです。
こちらの本を参考に、自分で望診してみました。
私はしょっちゅう、左の口角が荒れて切れるのですが
そこはピンポイントで「膵臓」が弱っているサインなのだそう。
膵臓の働きとは?
膵臓のはたらきは主に二つ。
①消化を助ける
消化酵素を出して食べたものを分解し、身体が栄養を吸収しやすくする。
②血糖値の調節をする
インスリンというホルモンを分泌して、血糖値を下げる。
グルカゴンを分泌して血糖値を上げる。
栄養素の代謝や吸収に、かなり活躍してくれているようです。
食事、噛んでますか?
そんなわけで、冒頭の「よく噛んで食べなさい!」という言葉は
膵臓のために言われている言葉なのだと理解しました。
噛まずに飲むと、口腔内で炭水化物と脂肪の分解がされずに
膵臓の仕事が増えるんではないかと。
・・・ところで。
子どもに「よく噛んで食べなさい!!!」と
言っているそこのお母さん!!!
はい、私の事です。
あなたは一口あたり何回噛んでいますか?
私は「膵臓のお疲れサイン」を知ってから
自分が一体何回噛んでいるのか数えてみました。
・・・ひと口7~8回という衝撃の事実。
ひと口あたり30回は噛みなさい!と小学校から教えられてきたのに
当の自分がこのありさま。
子供にギャーギャー言っておきながら情けない!!
さぁ、噛もう!嚙むことのメリット5つ
よく噛んで食べるようにしたら、口唇の肌荒れは即治りました。
膵臓が答えてくれました。今までごめんよ。
よく噛むことによって、膵臓の働きを助けることができます。
と、改善したばかりの私が偉そうに言いますよ~!!
それでは行きます!
噛むことのメリット5つ!!
消化促進
唾液にも、アミラーゼとリパーゼという消化酵素が含まれています。
それぞれ、炭水化物と脂肪を分解する酵素で
噛んで食べ物に混ぜることで消化が始まります。
結果、その後の消化にかかる各臓器への負担が軽減されます。
肥満防止
よく噛むことで脳内でヒスタミンという物質が分泌されるため
満腹中枢が刺激され満腹感を得やすいです。
虫歯予防
唾液の分泌が増え、口腔内の食べかすや細菌を洗い流してくれます。
脳の活性
噛むことで脳への血流が増え、活性化。
集中力、記憶力、やる気がアップ!
味覚の発達
食べ物の味をじっくり感じることができるので
味覚が発達します。
まとめ
いや~噛むことのメリットすごいですね。
勉強になりました。(私が。笑)
日々の子どもへの声掛けも変わりました。
「噛んで口の中で粉々にして!!」
「なんで?」と聞かれても、バッチリ答えられます♪
まずはぜひ、自分が何回噛んでいるのか数えてみてくださいね~!!
ではまた!
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