お灸って、どんなイメージですか?
私は、熱そう!でも効きそう!と思っていました。
実は先月もその前も、毎月のデトックスである生理期間に合わせて
分かりやすく体調が悪くなりました。
こんにゃく湿布を作る元気も出ず、
火を着けるだけでお手軽なイトオテルミーを引っ張り出してセルフテルミー。
(テルミーとは?過去記事参照↓)
しかし!まるで温めたいところに手が届かない。
腰に当てたいのにうまくできない。
こんな風に二本の特殊な器具の中に、
もぐさでできた太めの線香に火を着けて入れるんですが
器具もまあまあ熱くなるので持ってる手も熱い。
この角度で手に持って自分の腰に当てるのは関節でも外せないかぎり不可能。
そして線香だから当たり前だけど煙い。
さらに汗をかく時期なので滑りも悪い。
元気になるためにやったのにフラストレーションがすごいぜ…!!!
タイムリーなブログ記事
そんな温熱で自分の体調不良にアプローチしたい気持ちが高まっていた矢先。
自給自足仲間の、大阪で古民家鍼灸院をされている中西夏子さんがこんな記事を更新。
前々から気になっていたけど謎が多すぎて手が出せなかった
私のお灸熱が爆発したのでした。笑
熱烈オファーをしたら、なんとセルフ灸のオンライン講座を開催してくれたのです。
あれ?いざ文字にしてみたら、自分の押しの強さにドン引き。笑
好きな人へのアプローチは激しい方です。(照)
この中西夏子さん、言葉巧みに人を騙したりはしませんが
言葉巧みに私の笑いのツボを突いてくるのです。
正直で飾らない、夏子さんが紡ぎ出す文章が大好きです。
やっぱりね、人は「興味あること」を「好きな人」から教えてもらいたいものなんです。
足三里がすごい
セルフ灸講座では、お灸の歴史から現代科学のお話まで
ボリューム満点でお話ししてくださり、
学生時代90分の授業で半分以上寝てしまっていた私でも
まったく飽きないお話を1時間もしてくださいました。
1時間も話せる知識がある事がまずすごい。
そして数あるツボの中から「足三里」というツボをクローズアップして分かりやすく教えてくれました。
そこにお灸をすると副腎からドーパミンが放出され全身をめぐり
やる気がでる・炎症を鎮めるという効果があるそうです。
足三里のすごい所は、その効能の多さ。
足三里にに熱が加わると全身の不調改善に効果が期待できるという事だと理解しました。
火傷は大丈夫?
お灸をするにあたって、不安だったのは
熱くないの?火傷は大丈夫?ということでした。
しかし、なんと驚くべきことにお灸の世界では
「わざと火傷をさせ身体の修復能力を引き出し体調を改善する」という
事実があることを知りました。
あれだけ「テルミー熱い!嫌!」と思っていたはずなのに
「え?わざと火傷して治癒力引き出すの?すごい!」
「じゃあ、そのすごい足三里に火傷したら私のカラダどうなっちゃうの~~~!!??」と
かなり興奮して価値観が覆りました。興味津々。
ちょっと別の世界に来た気すらします。
私の身体が火傷だらけになっていたら、
「ああ、あちらの世界に行ったんだな」と見守ってくださると幸いです。笑
おまけ
初セルフ灸は鼻水ズルズルの私に夏子さんから
「合谷(ごうごく)いっときましょー」のアドバイスにより実施。
どこぞのゆるキャラみたいな仕上がりになっていますが。笑
2日間やったら、2週間止まらなかった鼻水がピタッと止まりました。
感動して夏子さんに報告したら
「お灸スゲー!!」と夏子さんから返信が。
アナタが教えてくれたんですが…?笑
そんなところも大好きです。
セルフ灸、「テルミーよりも手軽」「思い立ったら秒でできる」「煙くない」
とメリット盛りだくさん!!!
これからは火傷を恐れずに(むしろしてみたい。ハァハァ←変態)セルフケアに取り入れられそうです。
夏子さん、ありがとうございました♪
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