シャトルシェフってなあに?

シャトルシェフとは、THERMOS社から発売されている真空保温調理器です。
内鍋を火にかけて加熱したあと、専用の保温容器にセットして
余熱で料理を完成させるという仕組みを採用していて
長時間火にかけなくても煮込み料理が簡単に美味しく作れる優れもの。
火にかける時間が短時間で済むので、コンロに張り付いて
火の番をする必要がありません。
さらに一番感動的なのは独自の真空断熱構造によって、
電気もガスも使わずに料理を保温することができるので経済的なところ!
キャンプなどのアウトドアでも、はたまた災害時でも
カセットコンロとこの子さえあれば少ないエネルギーで
ごはんを作ることができます。
私のプチ家出(↓過去記事参照)は常にこの子と一緒でした。

野外で温かいご飯やおかずやお味噌汁が食べられる。
そのことは、私の難民生活(笑)の大きな支えとなってくれました。
シャトルシェフのメリット・デメリット
シャトルシェフは優秀ではありますが、万能ではありません。
何度も繰り返し使ってきた私が感じた
メリットとデメリットをお伝えします。
メリットは、
- 少ないエネルギーで調理&保温ができる
- 保温中は放置できる(パスタを茹でることもできます)
- 保温容器付きで移動にも便利。
- 屋外でも使えるタフさ
- 重ね煮との相性バツグン
- 短時間の保温が得意(2~4時間)
- カッコイイ見た目!!(私はシルバー×ブラックのシンプルな見た目が大好きです)
デメリットは、
- 少ない水分での調理は苦手
- 煮詰めることはできないので、煮詰めることで味付けする料理には向かない
- 長時間保温すると味が落ちる
- 温度が下がった状態での保温は腐敗の危険性がある
重ね煮との相性バツグン!!
重ね煮×シャトルシェフのコラボ。
これは、本当に魔法のように美味しくできるので超オススメです。
水分の多いスープや味噌汁、煮物、おでん、カレー、シチューなどは
本当に美味しくできます。
シャトルシェフを使い始めて3年ほど経ちますがいまだに毎回味見の時に唸ります。
これに炊きたてごはんが加われば、
いつでも身体に染みわたるような食事の出来上がり。
この方法に出会うまで、我が家の子供たちは味噌汁があまり好きではなくて
いつも食事の最後まで残って「コラー!味噌汁を飲めいっっっっっ!!!!」と
毎日のように怒っておりました。だって発酵のチカラを身体に取り入れて欲しいじゃない?
今では一番に味噌汁に手を付けて必ずおかわりしてくれるようになりました。
シャトルシェフを買おうか迷っている方へ
上記のメリット・デメリットを理解した上で
お家や野外での食事シーンに合うか合わないか、
あとは容量やIH対応か否か、デザインの好み、お値段などと相談して
どれを購入するか決めたらよいと思います。
私は3L、4.5L、8Lの3台を中古でメルカリにて購入しました。
毎日3台の鍋が代わる代わる活躍してくれている私としては
時々、えっ!?こんなお安く手放しちゃって後悔しないの!?
というような金額で出品している方もいます。
購入を迷われている方は、時前に保温調理を手軽に試す方法があります。
蓋つきの鍋で汁ものや煮物を沸騰させてから、
鍋ごと毛布などでぐるぐるに包んで1時間ほど放置すると同じような効果が得られます。
こちらのレシピでぜひお試しください↓
多分買いたくなっちゃいますから。笑
それから、キッチンの片隅でホコリをかぶっているシャトルシェフがある方!
ぜひぜひ稼働させてみてください。
その優秀さに、間違いなく惚れ直しますよ~♪
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