無添加生活は高い!?
さかのぼること2年前。
我が家は唐揚げ2キロ時代全盛でした。(過去記事参照↓)
そんな中、長男が入院するほどの喘息発作を起こし
私の脳内は急速に無添加を意識し、そちらの方向へ。
思い立ったらまっしぐら。当時の脳内BGMは長渕剛。
♪明日からッお前がッ Captain of the ship!
いいか!羅針盤から目を離すな~
お前がしっかりッ舵を取れ~!
ってな感じで、私は喘息息子の体質改善に向けて
熱くスタートを切ったのでした。
♪ヨーソロ~ なるべく無添加!
♪ヨーソロ~ なるべく有機無農薬野菜!
しかし、何と言っても唐揚げ2キロ時代からの急速なシフト。
ベースが「食べ過ぎ」な我が家に、いきなりの無添加生活は即、
金銭的な問題にぶつかりました。
無添加の食品全般…値段が高い!!
調味料だってそれまでの倍くらいのお値段です。
あああ~これでは続けるのが困難だ!持続不可!!
なんとか道を探ろうと、まずは「脱・化学調味料」を試みます。
当時使っていた調味料
唐揚げ時代全盛期、我が家が保持していた調味料は
基本となる砂糖、塩、酢、醤油、味噌の他に
みりん、ごま油、サラダ油、オリーブオイル、めんつゆ、
顆粒コンソメ、ガラスープ、和風だしの素、ウェイパー、
味の素、ケチャップ、ソース、オイスターソース、などなど。
多種多様な、使いきれないドレッシングや焼き肉のたれ、○○のタレなど
冷蔵庫や調味料棚に所せましと並んでいました。
一番最初は、基本となる砂糖、塩、酢、醤油、味噌の選び方を学び
材料シンプルで昔ながらの自然な製法の物を使うようになりました。
コンソメやガラスープなど、無添加にしてみたところで
料理のライブ講座で初めて「重ね煮」と「塩を使った調理法」を知りました。
コンソメ、ガラスープ、要らなくなりました。笑
重ね煮と塩の破壊力!
「重ね煮」「海水漬け」「塩煮」
この方法を知ってから、調味料を使って何かを足すのではなく
「食材そのものの美味しさを活かす」ということを意識するようになりました。
素材の味を引き出すので、調味料がどんどん必要なくなり
料理の味付けは「海水塩」を基本に、
他の調味料で風味付けをするようになりました。
おすすめの海水塩はこちらです↓
(が、できれば住んでいる土地の物を食べていきたいなぁと思うので
日本の海のお塩でおすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね!)
砂糖と油はほぼ料理に使わなくなり
風味づけとして和風にしたい時は、昆布と干しシイタケ。かつお粉を。
洋風にしたい時はローリエを。
中華風にしたい時は、にんにく、ショウガ、長ネギ、ゴマやごま油を
使うようになりました。
たくさんの調味料を持つ必要がなくなり、
料理がシンプルかつ美味しく作れるようになりました。
子どもたちにも「おかーさん、お料理すごく上手になったね!」と
義両親とのお料理バトル時代からの成長を褒めてもらえるようになりましたよ。笑
無添加生活は高くない!
海水塩のおかげで、他の調味料の出番が一気に減りました。
料理の仕上げにパラりと使っていた脇役的存在だった塩が、もはや圧倒的主役に!
使う調味料を良いものに変えてもトータルではそこまでお金がかからなくなりました。
加工品や肉類も食べること自体が大幅に減ったので
もうスーパーで食品のラベルとにらめっこしては、
ため息をついて棚に戻す作業もなくなりました。笑
有機無農薬栽培の農家さんを応援したくて野菜を買うこともあれば
全部それにこだわらなくても、スーパーで野菜を買うこともあります。
それは、息子の身体に備わっている「自然治癒力」や「解毒能力」を
信頼できるようになったことも大きいかもしれません。
何よりも、無理をせずに続けられることが一番大事だと思います。
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